netflixで配信されている「千年女優」。
2002年に公開されたアニメ映画で、「PERFECT BLUE」や「東京ゴッドファーザーズ」を手掛けた今敏監督の作品です。
絵柄が独特だよね!
つまらないっていう口コミをみたことがあるけど実際どうなのかな?
また、千年女優を調べると「意味不明」というキーワードがでてきます。
ストーリーの内容が難しいと感じる方がいるようです。
そこで今回は、「千年女優」がつまらないのか面白いのかの評価や口コミ、意味不明といわれる理由を調べたのでご紹介します!
- 千年女優がつまらないか面白いか
- 評価や口コミ
- 意味不明と言われる理由
がわかる!
千年女優のつまらないところは?
私は千年女優を実際に見て面白い作品だと思いました。
そのためつまらない理由をあえて挙げるとしたら2点です。
- 千代子が探していた人が見つからなかった
- なんの鍵かわからなかった
詳しくみていきましょう。
千年女優のネタバレが含まれます。
初見の方は注意してください。
千代子が探していた人が見つからなかった
1つ目に私がつまらないと思ったところです。
千代子が探していた人が見つからなかったこと
学生時代に出会ったある男性をずっと探し続けていた千代子。
結局、千代子は亡くなるまでその男性を見つけることができませんでした。
2人の出会いにドキドキして、いつか2人が会えるのではと勝手に想像。
会えないと言う結末が悲しかったですね。
2人が再会した姿を少しだけでもみたかったのが本心です。
なんの鍵かわからなかった
2つ目に私がつまらないと思ったところです。
千代子の持っていた鍵がなんの鍵かわからなかった
千年女優の重要な部分でもある千代子が持っている「鍵」。
あれが結局なんのカギだったのかわからなずに物語は終わります。
元々は絵描きの男性が持っていて、「一番大切な物を開ける鍵」だというんですね。
千代子が明日までの宿題にしてほしいと頼むも、その答えをきくことはできませんでした。
なんの鍵か視聴者の想像にお任せということなのか。
それとも、なんの鍵かは重要でなくて千代子があの男性に会いに行く目的のために作られた設定なのか。
終わるまで答えはわかりませんでした。
しかし、ストーリー内で鍵の答えがでないということは、なんの鍵かはさほど需要ではなかったということでしょう。
個人的には気になるけどね…
今敏監督の作品はどれもストーリーが難しいものが多いです。
理解するのに2・3回はみないといつも思います。
千年女優も一度だけでは理解するのは難しいですね。
千年女優の面白いところは?
千年女優の面白いところをご紹介します♪
- 絵が綺麗
- 切れ目のないストーリー
- 千代子の一途な愛
今まで見たアニメ映画の中で、世界観に驚かされました!
絵が綺麗
絵がきれいなのは言うまでもないですね。
今敏監督の絵は独特な絵柄だと個人的には思います。
昭和テイストの絵で好き嫌いはわかれるかもしれません。
CGが少なくストーリーは淡々と進んでいきます。
だからこそ人間味が出ていて、アニメというよりもリアルなドラマを見ているような感じがしました。
絵が苦手で見るのに抵抗があるんだよね…
こんな方にも1度はみてもらいたい作品です!
切れ目のないストーリー
ストーリーは千代子が想い人を追いかけ続け、切れ目がなく時代が変わりながら話が進んでいきます。
時には過去に戻ることも。
時代が昭和や大正、戦国時代などぐるぐるまわるので忙しいです。
この映画では次のような解釈ができるなと思いました。
- 女優だからいろいろな役をこなしている
- 時代を超えて想い人を探し続けている
初めて見た時は千代子が女優なので、いろいろな役をしながら想い人を探しているのだと思いました。
しかし、途中にでてくる老婆の存在で時代を超えて想い人を探し続けている設定なのかも?という解釈に。
ここもつなぎ目がないのでわかりづらいです。
全然解釈違いになっている可能性もあります。
とにかくつなぎ目がないストーリーのため、現実に起こったことと千代子が演じている姿が違和感なく映し出されていますね。
こんな見せ方をするとは…さすが今敏監督といいたいです。
千代子の一途な愛
千代子の一途な愛が素敵だと思える作品です。
恋がしたいなと思わせてくれます♪
千代子が顔もはっきりとみえていないまま惚れた男性がいい人だと勝手に人物像ができました。
初めてあった千代子に優しい声で話しかけるのが素敵!
追いかけたくもなるなと思います。
ちなみに千年女優のキャッチコピーは「その愛は狂気にも似ている」です。
たしかに、千代子が男性を追いかけ続ける気持ちは普通とは違う気がします。
自然と涙がでてくるのもこの映画の魅力で不思議なところです。
千年女優が意味不明と言われる理由は?
千年女優が意味不明と言われている理由はいくつかあるようです。
- 今敏監督の作品が独特すぎる
- 伝えたい事がわからない
詳しく見ていきましょう。
今敏監督の作品が独特すぎる
「PERFECT BLUE」で世界進出を果たした、今敏監督。
今敏監督の作品は、SF要素が多いです。
そして、話が少しややこしかったりします。
千年女優は、現実と空想の世界が交差した作品です。
行ったり来たりするんですね。
目が回りそう…
また、『パーフェクトブルー』を例で挙げると、エログロが多いので無理な人は無理なようですね。
パプリカあたりから「話がすんなり分かりだした」という人が多かったです。
伝えたい事がわからない
作品で大切なことに「作者の意図を読むこと」って入って来ると思います。
見ている人の中には、千年女優からはそれが全く分からないという声も上がっていました。
この作品で重要となる「鍵の存在」は明かにならないまま終わってしまいます。
あんまり意味はなかったのか!
この鍵の存在にモヤモヤ、監督が何を伝えたいのかわからずモヤモヤ…
ここがわかれば、千年女優が「面白い」に変わってくるのかもしれませんね。
千年女優は面白いorつまらない?評価や口コミを徹底調査:まとめ
以上、「千年女優は面白いかつまらないか評価は?意味不明と言われる理由についても」をご紹介しました。
- 千年女優は面白いという評価が多い
- つまらない評価ももちろんある
- 意味不明と言われる理由はいくつかある
リサーチする中で、面白い・つまらないに極端に分かれている作品だなと感じました。
★で言えば、2とか3が少ないんですね。
1か4以上か!みたいな。
気になる方はNetflixへゴー!